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守備だけで金が取れるメジャー直伝のプレー連発!クリート・ボイヤー

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/ホエールズ&ベイスターズ編

昔から左右の強打者が多く活躍し、ハマのファンから愛されたホエールズ&ベイスターズの助っ人たち。キャラが濃く、実力派揃いの歴代助っ人を振り返る!

現役引退後は本場の技術を伝授しボイヤー門下生が華麗な守備を披露!

大洋通算成績4年:(1972〜1975)
419試合 打率.257 71本塁打 218打点

6人の兄弟全員がプロ選手という野球一家で育ったクリート・ボイヤー。1960年からリーグ5連覇を達成したヤンキースの正三塁手で、本来あれば日本に来る選手ではなかった。だが、チームの指導方針を批判したことから解雇され、前述の牛込氏からスカウトされた。ボイヤーの特徴は日本に来た歴代助っ人の中でもナンバー1の守備力だ。上半身が強靱なゆえに正確なスナップスローでファインプレーを連発。あの長嶋茂雄を抑えてダイヤモンドグラブ賞を受賞することもあった。正直、打撃は打率が2割半ば、15本塁打前後と物足りなかったが、1975年に引退するとコーチとしてチームに残り、山下大輔らを育てる指導力も光った。帰国後はヤンキースなどでコーチを歴任し、デレク・ジーターも指導している。2007年に脳内出血のため70歳で逝去。

 

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