助っ人外国人列伝/ホエールズ&ベイスターズ編
昔から左右の強打者が多く活躍し、ハマのファンから愛されたホエールズ&ベイスターズの助っ人たち。キャラが濃く、実力派揃いの歴代助っ人を振り返る!
バツグンのコントロールで右方向への安打を量産!
横浜大洋通算成績4年:(1988〜1991)
495試合 打率.312 57本塁打 307打点
大学時代に日米大学野球で訪れた日本でのプレーを希望して1988年にホエールズ入りしたジム・パチョレック。もともと右打ちが得意だったがスカウトした牛込氏からバットをよりコンパクトに振るよう助言され、1年目から打率.332を記録。ポンセのあとの5番を務めるヒットメーカーになった。翌年以降も堅実で勝負強い打撃は冴え渡り、1990年には首位打者のタイトルを獲得。こうして4年連続で打率ランキングの上位に名を連ねる活躍を見せたパチョレックだが、本塁打が少ないという理
由で契約が打ち切られ、翌年から阪神に移籍した。阪神では自己最多の22本塁打を放ち、チームのAクラス入りに貢献。1993年に現役を引退すると、翌年は阪神のアメリカ在住スカウトになり、その後は母校で野球のコーチをしている。
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公開日:2020.04.17