助っ人外国人列伝/メジャー出戻り大活躍編
日本で学んで、メジャーで覚醒!?
今回の助っ人外国人列伝は、メジャーとは異なる独自の「日本野球」を経験した後、メジャーに戻ってさらに飛躍する選手が増えている。ここでは、そんな「出戻り大活躍選手」を紹介。
黙々と投げ続け、黒田博樹の穴を見事に埋める!
コルビー・ルイス
NPB通算2年:(2008〜2009)
NPB通算 (2年)55試合 26勝17敗 防御率2.82
MLB通算 (8年)152試合 44勝44敗 防御率4.76
来日当初から「日本は僕にチャンスをくれた。アメリカでは何も保証されていなかったから、僕は日本で現役をまっとうするつもり」と決意を述べたルイス。この言葉通り、2008年に広島に入団すると、中4日での登板もいとわずに黙々とローテを守り、海を渡った黒田博樹の穴を見事に埋める活躍。また、横浜スタジアムで場外ホームランを放ったのも印象深い。広島での2年間では通算26勝17敗と文句のない成績を残した。「広島ではお城や観光地に行き、自転車で球場に通ったのもいい思い出」とルイスは日本での生活を振り返る。2010年にメジャーに復帰すると開幕3連勝など12勝をマークし、翌2011年にはキャリアハイとなる14勝。日本での経験を見事に生かした。
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公開日:2020.07.16