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ケガ&ドーピングで本来の実力を発揮できなかったが巨人ファンの記憶に残る助っ人!ルイス・ゴンザレス

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/ベネズエラ編

がっつり!プロ野球29号の助っ人外国人列伝は、南米編のベネズエラを大特集!ベネズエラから日本にやってきた助っ人外国人の歴史は意外に古い。NPBで一時代を築いた大物たちを振り返る。

ケガ&ドーピングで本来の実力は発揮できず

ルイス・ゴンザレス
NPB通算2年:(2007~2008)
57試合 打率.283 5本塁打 29打点

1996年にインディアンスに入団し、9年かけてメジャーに昇格した苦労人、ルイス・ゴンザレス。メジャーで3年間プレーし、2007年に来日。

巨人では手薄な「二塁のレギュラー」候補として期待され、オープン戦から好調をキープするも開幕直後に死球で戦線離脱。1年目は不本意な成績に終わってしまった。

それでも「今度こそ!」と臨んだ2年目は開幕直後に1軍昇格を果たし、シュアな打撃&堅実な守備でチームに貢献。打率も3割を超えるなど好調をキープしていたが、なんと今度はドーピング違反が発覚。

NPBは1年間の出場停止処分を下したが、巨人は同時にゴンザレスの契約解除を発表。2年間での実働は3カ月足らずだったが、良くも悪くも巨人ファンの記憶に残る助っ人だった。

出典:『がっつり! プロ野球(28)』

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