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巨人の高梨雄平&大勢コンビによるトークショー「ナシガチFes!!」で本音ぶっちゃけ! 突っ込み放題の質問タイムや、アカペラ熱唱の自由過ぎる90分!【「ラブすぽ」トークショーレポート】

Text:下村泰司

『ラブすぽ』に帰ってきた高梨雄平&大勢の“ナシガチ”コンビが750人のファンの前でやりたい放題!

高梨雄平&大勢

かつてない“ゆる~い”トークイベント! ジャイアンツ現役投手二人の“素”が魅力!

ジャイアンツファンなら誰もが知る仲良しの先輩後輩コンビ“ナシガチ”が約束通りセ・リーグ優勝という手土産を持って『ナシガチFes!!』に帰ってきてくれました。

高梨雄平&大勢

会場は品川区立総合区民会館「きゅりあん8F大ホール」。高梨投手が予約してくれていました(笑) 前回は別の会場で行われ350人ほどの方にご来場いただきましたが、今回はなんと倍以上の750人もの方にご参加いただきました。

司会は前回に引き続き日本テレビの土曜朝の顔、『ズムサタ』のメインキャスター梅澤廉アナウンサー。プロ野球熱ケツ情報のコーナーで毎週ジャイアンツ情報をお届けするなど、二人とは普段から仲良しということで、どんなイベントになるのか期待大。午後6時30分に梅澤アナが『ナシガチ』コンビを呼び込んでのスタートです。

シーズン中はピンチの場面や抑えて当然のラストイニングを任されるなど、緊迫した場面で登板するジャイアンツのセットアッパーとクローザーの2人、高梨雄平投手と大勢投手。まずは高梨投手と梅澤アナがゆる~い感じのトークで会場を温め始めます。この『ナシガチFes!!』オープニングトークは、前日に梅澤アナがドラマデビューを果たしたということで「よっぽど俳優決まらなかったんだろうな」と、高梨投手が梅澤アナにまずは軽いジャブを一発。しかも見てない人のために「ちょっと再現して見せてよ」とムチャブリ。高梨投手の見立ての通り見事なまでに滑っておりました(笑)。ここで高梨投手から今度は大勢投手へ「始まって3分経ったけどまだ一言も喋ってないじゃん! 何喋るか決まった?」ときつ~い一発。最年長の高梨投手がトークを回し始め、参加者の皆さんも一気に引き込まれていきました。

高梨雄平&大勢

今回のテーマは『ペナント制覇SP』なんですけど…?

何を喋ったらいいか困っている大勢投手。梅澤アナからプレミア12のことを聞かれると「楽しかったです」と小声で回答。高梨投手から「声が出てねぇ、ちょっと会場のお客さんの周りを一周してこい!」と先輩からの絶対的指令が下されると、大勢投手は会場後方へ。ただ高梨投手も一緒になって客席の方まで行って、ファンとタッチしながら練り歩くなど、高梨流のやり方でファンの皆さんへシーズン中の大声援に対して御礼をしているようでした。本当に事前にどういうトークをしようか打ち合わせを行わなかったようで、高梨投手「これオープニングトークだけで1時間半終わっちゃうな」ですって(笑)
高梨投手、大勢投手に積極的に喋らせるため、ここからは梅澤アナと大勢でトークを進めろとばかりに、自らは客席最後部の座席に腰かけるなどとにかく自由。大勢投手も「今日はなんでも喋ります!」と宣言するといきなり前方のファンから「〇〇はいるんですか?」の質問が。高梨さん曰く「野球選手がトークショーで恐れる質問ランキング第一位」だそうです(笑)。

高梨雄平&大勢

高梨雄平&大勢

ファンが知りたい舞台裏を、実演で再現!

いい意味で緩い感じで進む『ナシガチFes!!』、普段見られないあの場面、実際はどんな感じなのか再現コーナーが突然始まりました。まずはブルペン。

高梨雄平&大勢

先発投手の調子が上がらない時に、ブルペンで投手陣がどんな会話をしているか? 高梨投手と大勢投手が再現してくれましたが、これがリアル! 二人の素のやり取りに、ファンの皆さんも大爆笑でした。

するとこの流れで質問コーナーがスタート。高梨投手がシーズン中、ユニフォームのいわゆる“社会の窓”が開いていたのが中継で映し出されたことについて質問されると「会場にいる男性の方に逆に質問です。今まで生きてきた中で一度や二度、チャック開いたまま外出したことあるでしょ? それと同じで自分もたまたまチャックが開いていて、それがたまたま皆さんよりも大勢(おおぜい)の方の目に触れて、それがたまたま中継されるお仕事なだけなんです。」と非常に高梨投手らしい理論が展開されました(笑)。

高梨雄平&大勢

その他にも「お二人の年の差を感じることがあるか?」「160キロを投げるにはどうすればいいか?」「遠征時など、どんな本を読んでいるか?」などの質問が。梅澤アナがたまたま高梨投手が読んでいた本を見たとき「キーエンスの営業の仕方」というビジネス書を読んでいたらしく、「そんな本を読んでいるプロ野球選手いないですよ」と驚いたエピソードを披露してくれました。

梅澤アナへの質問では、会場にいるお客さんで高校の後輩という方が現れ、驚きが起こります。そこから高梨投手の母校・川越東高校の後輩や、大勢投手の母校・西脇工業が母校という方がいたら挙手を! という流れになったのですが、実際にいらっしゃって、学校ネタで盛り上がりました。

高梨雄平&大勢

今回のトークショー、事前にファンの皆さんから質問を受け付けていたんですが、ここまでその質問箱からの質問ではないですからね、自由なトークショーです。

ファンの皆さんと負けたら罰ゲームの『ナシガチクイズ』がスタート!

クイズで負けた高梨投手、大勢投手。罰ゲームとして高梨投手が腹筋をすることになり、大勢投手が高梨投手の脚を押さえて即席の筋トレが始まると、滅多に見れない光景に会場はシャッター音に包まれました。
また大勢投手への罰ゲームとして、ファンの方から「赤ちゃんが喜ぶ歌」を披露して欲しいとのリクエストが。結局「アンパンマン」を歌うことになったのですがイントロは紛れもなく「ドラえもん」! ワンフレーズ歌ってから一斉に突っ込まれていました。この歌をきっかけに、高梨投手にやって欲しいことのリクエストを募ることに。ファンの方から「高梨さんは可愛い猫を二匹飼っていますが、可愛い猫のモノマネをお願いします」。プロ野球選手に猫のモノマネをお願いする方も方ですが、やっちゃう高梨投手。33歳の渾身の猫のモノマネ、ありがとうございました! それにしても自由なトークショーです(笑)

ここでいよいよ事前にいただいていた質問箱からの質問を受けることに。
「今日が誕生日なのでバースデーソングを歌って欲しい」
「大勢投手はメジャー行くんですか?」
「今までで一番緊張した試合は?」
「ファンフェスタで高梨投手が投げたサインボールをGETしましたが、今村投手のサインでした。どういうことですか?」
「大勢投手、仲の良い選手を答えるアンケートで、高梨投手ではなく山﨑伊織投手と書いたのはなぜ?」
「高梨投手へ、高級なステーキを頂きました。おすすめの調理法を教えてください」

高梨雄平&大勢

などなどすべての質問に真摯に答えていたお二人。

質問タイムを続けながらまた脱線。高梨投手から誰か舞台に上げてトークしようとなり、「大勢」と書かれたオリジナルキャップを被っていたジャイアンツファンの少年が舞台へ。キャップは大勢投手、ユニフォームは53番の高梨投手のものを着用。どっちが好きか? という意地悪な質問には「どっちも好き!」と大人顔負けの素晴らしい回答。「大丈夫、君は将来きっと“大成”するよ」
ちなみに高梨投手からは「大勢キャップ、次に作るときは“たいせい”とフリガナふらないとアメ横で打ってる大勢(おおぜい)キャップだと思われちゃうよ」だって(笑)

高梨雄平&大勢

と自由に進んでいった『ナシガチFes!!』あっという間に1時間25分が経過し、ようやくまじめな感じでエンディングを迎えます。ただ実際は皆さん、ファンサービスで会場を練り歩き、誰一人としてステージ上にはおりませんが…。

高梨雄平&大勢

高梨雄平&大勢

「来年も確実にやります。目標は、いつの日か東京ドームで『ナシガチFes』を行うこと。でもまじめな話、引退するまでそして引退した後も、自分が自分の足で立てなくなるまで継続していきたい」という高梨投手。大勢投手も「高梨投手と一緒にずっとやっていきたい」というコメント。お二人の締めの挨拶に対しては、多くの拍手が送られていました。

今回2回目となった『ナシガチFes!!』運営面ではいろいろとご指摘をいただくこともあったかもしれません。来期以降も改善しつつ、是非続けていきたいですね!

皆さんが帰られたあと、高梨、大勢の両投手は我々スタッフをはじめ音響スタッフ、舞台施工スタッフ全員に握手して、御礼の言葉を述べてました。

愛されるわけだ。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

写真・天野憲仁

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