首位独走の18盗塁を決めた近本光司
9月11日に阪神甲子園球場で行われた広島カープとの一戦で、4打数2安打1盗塁と3盗を決めに行き、広島捕手坂倉将吾の暴投を誘い、貴重な追加点を打と足で稼いだ近本光司。
1点リードの3回、先頭打者で打席に立った近本光司は、広島カープ先発床田寛樹から2打席連続安打となる右中間フェンス直撃の二塁打で出塁すると、続く2番梅野隆太郎への3球目に三盗を試みた。意表を突くスタートで広島捕手坂倉将吾の悪送球も誘い、一気に生還した。
この試合でマルチヒットを放った近本光司は、これで今月のヒットを9本とし、そのうち3本が二塁打と長打が出るようになってきている。
近本光司には、首位独走の18盗塁を決めている自慢の足を活かし、二塁打で止らず、三塁打を狙っていってもらいたいものだ。
そして、昨シーズンのセ・リーグ最多、両リーグ最多タイ記録となる7本を上回るプロ野球史上初の1シーズン8本の三塁打を近本光司には期待したい。
公開日:2020.09.12