プロ初の猛打賞を記録した中野拓夢
4月13日に甲子園球場で行われる予定だった広島カープとの一戦は、雨天により中止となった。
先発予定だった阪神タイガース・西勇輝、広島カープ・森下暢仁の両投手が14日にスライド登板する。
雨天中止で2連戦となったこのカードの初戦を何とか勝利し、その勢いのまま2連勝したいという両軍の思いがわかる先発起用となった。
森下攻略に期待が掛かる梅野隆太郎
打撃好調の糸原健斗、中野拓夢以外に、森下攻略に期待を寄せたいのは、昨シーズン、阪神打線が苦戦する中で森下暢仁との対戦打率3割という結果を出した梅野隆太郎だ。
森下暢仁との昨季対戦打率3割の梅野隆太郎は「それは積み重ねやし、対戦ももっとこれから多くなっていくと思う。そこの駆け引きと、すごい球を投げるし、どう食らいついていくか。個人的にはチャンスで1本、得点圏とかチームの勝利になるような一打を打ちたいと思います」。と阪神タイガースに勝利をもたらす一打を放つと意気込んだ。
一方でチームは昨季の対戦打率.184と苦しめられ、前回対戦した30日も6回1安打に抑え込まれ、通算0勝4敗と未だに森下暢仁から勝利を挙げられていない。
チームが森下暢仁に苦戦していることに対し、梅野隆太郎は、「長打、長打で点を取れるピッチャーじゃないし、状況によってはバントもあったりエンドランもあったり。自分の打順は場面によって色んな作戦がある。何でも1発で、チームの流れとしてやれることが1番」。とチームに点を導く働きをしっかりやっていきたいと語った。
得点圏打率.700の梅野隆太郎が森下暢仁から得点を奪う活躍を見せ、阪神タイガースに森下暢仁から初勝利をもたらしてもらいたい。
公開日:2021.04.14