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阪神21年ぶり3年連続100安打マークの近本光司が球宴で打ち立てた2つの新記録とは!?

2つの新記録を打ち立てた近本光司

7月16日、17日に行われたオールスターゲームに出場した近本光司は、16日のメットライフドームでの第1戦に「9番・中堅」で先発出場し、3打数2安打1打点1四球と第1、第2打席でヒットを放ち、前回サイクル安打を記録した2019年の第2戦5打数5安打から続く7打席連続安打で、2001年にペタジーニが記録した6打数連続安打(途中1四球含む)記録を超え、オールスターゲーム新記録を打ち立てた。

3回1アウト1塁の場面で打席に立った近本光司は、西武ライオンズ・今井達也の初球150キロのストレートをライトへ弾き返すと、5回ノーアウト3塁のチャンスの場面で、日本ハムファイターズ・上沢直之の3球目128キロのチェンジアップをレフトに運び、タイムリーヒットを放ち、7打席連続安打でオールスターゲーム新記録を打ち立てると、9回1アウト2、3塁のチャンスの場面では、オールスターゲーム初の申告敬遠で出塁した。

7打席連続安打でオールスターゲーム新記録を打ち立てた近本光司は「自分自身すごく楽しめているから、いい結果が出ているのかもしれないですね。記録というのは、全然知らなかったです」。と喜びの表情を見せた。

オールスターゲーム初の申告敬遠については「(捕手の)甲斐さんに『緊張しますね』という話をしたんですけど、それが申告敬遠になって恥ずかしい気持ちになりました」。と舞台裏を明かした。

近本光司は、リーグ前半戦最終戦となった7月14日のDeNAベイスターズ戦で、5打数2安打1打点1HRと、阪神タイガースでは2000年の坪井智哉以来、21年ぶり5人目の3年連続シーズン100安打を達成していた。

リーグ前半戦最終戦からオールスターと記録づくしの近本光司には、このままいい流れを保ったまま、リーグ後半戦に入り、ヒットを量産し、阪神タイガースのリーグ後半戦スタートダッシュを牽引してもらいたい。

オールスターという晴れ舞台で結果を残した近本光司がリーグ後半戦、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。

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