4戦連続無失点で防御率0.96の加治屋蓮
7月3日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、阪神タイガース2番手・岩貞祐太に代わり、3番手でマウンドに上がった加治屋蓮は、1/3回を6球で1安打無失点と4試合連続無失点の好投を披露。阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
6回2アウト走者なしの場面で、阪神タイガース2番手・岩貞祐太に代わり、3番手でマウンドに上がった加治屋蓮は、A.マルティネスに2球目140キロのカットボールをライトに運ばれ、ランナーを背負う展開に。
しかし、慌てることなく、阿部寿樹を4球目146キロのストレートでセカンドゴロに打ち取り、4試合連続無失点を記録した。
5回76球5安打無失点5奪三振の好投を披露した才木浩人に勝利をもたらすべく、岩貞祐太、加治屋蓮、浜地真澄、ケラー、岩崎優と中継ぎ5人の投手陣で無失点リレーを繋いで見せた。
加治屋蓮は、2020年にソフトバンクホークスを戦力外となり、2021年シーズンから阪神タイガースに入団し、開幕戦でリリーフとしてマウンドに上がり、移籍後初勝利を挙げていた。
しかし、昨シーズンの1軍出場は7試合に留まり、防御率7.94に終わり、今シーズンは背水の陣で臨み、ここまで防御率0.96と矢野監督も絶大な信頼を寄せる中継ぎ投手へと変貌を遂げている。
加治屋蓮が好投を続け、中継ぎエースと呼ばれるほどの結果を残すことが出来るのか注目だ。
公開日:2022.07.06