古巣日本ハムから2本の二塁打放った渡辺諒
3月11日、阪神甲子園球場で行われた日本ハムファイターズとのオープン戦に、「6番・二塁」で先発出場した渡辺諒は、4打数2安打。2本のツーベースヒットを放ち、WBC出場中の中野拓夢の正二塁奪取へアピールした。
4回、先頭打者で打席に立った渡辺諒は、日本ハムファイターズ先発の吉田輝星の4球目146kmストレートを捉え、レフトフェンス直撃のツーベースヒット。先頭打者でいきなりツーベースヒットを放ち、チャンスを演出し、坂本誠志郎の同点タイムリーヒット、小幡竜平の勝ち越しタイムリーヒットを呼び込んだ。
さらに、5回1アウト1塁の場面では、再び吉田輝星の5球目132kmフォークを捉え、レフトへツーベースヒットを放ち、1アウト2、3塁のチャンスを演出。再び坂本誠志郎の2点タイムリーヒットを呼び込んだ。
「直球破壊王子」の異名を持つ渡辺諒が、吉田輝星からストレートだけでなく、変化球にも対応できる所を岡田監督に見せつけるツーベースヒット2本のマルチヒットを記録し、自慢の長打力をアピールした。
WBCで躍動する中野拓夢に刺激を受けつつ、開幕二塁スタメン確実の牙城を崩すべく渡辺諒が自分の持ち味を存分に発揮している。
コンスタントに打ち続け打率.400の渡辺諒に岡田監督は好評価を与えており、渡辺諒をどのように起用するのか注目だ。
公開日:2023.03.12