森木大智が2試合連続無失点
3月30日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックス・バファローズ戦に、阪神タイガース先発の西純矢に代わり、2番手でマウンドに上がった森木大智は、2回を21球で1安打無失点1奪三振。2試合連続無失点を記録し、1軍昇格へアピールした。
7回、阪神タイガース先発の西純矢に代わり、2番手でマウンドに上がった森木大智は、先頭打者の杉澤龍を4球目137kmスプリットでファーストライナー、続く太田椋を5球目150kmストレートで空振り三振。最後は紅林弘太郎を3球目139kmスプリットでファーストファールフライに打ち取り、三者凡退で切り抜ける。
8回もマウンドに上がった森木大智は、先頭打者の池田陵真に3球目121kmカーブをレフトへ運ばれ、ノーアウトのランナーを背負うも、続く福永奨っを初球118kmカーブでセーフティバントを失敗させてダブルプレー。石岡諒太を5球目147kmストレートでサードゴロに打ち取り、難を逃れた。
2回1安打無失点1奪三振の好投で、2試合連続無失点を記録した森木大智と開幕ローテーション入りを果たした西純矢とのドラ1リレーを完成させ、開幕直前にして、状態の良さを示した。
森木大智は2022年10月のフェニックス・リーグで首の張りを訴え、別メニューでの練習が続いていたが、今キャンプでは2月9日に捕手を座らせての投球を再開。以降は順調に投球数を増やし、25日のブルペンでは100球を投げてキャンプを締めくくっていた。
3月22日のソフトバンクホークス戦でも2回無安打無失点2奪三振と好投を見せ、開幕1軍は逃したものの、才木浩人、西純矢に続き、1軍で結果を残すべく状態を上げてきている。
2022年シーズン、2試合に登板するもプロ初勝利を掴めなかった森木大智が、今シーズン大ブレイクを果たす為、2軍で虎視眈々と1軍昇格の機会をうかがっている。
公開日:2023.03.31