親子ゲームの小野寺暖が追撃の3号ソロホームラン
8月12日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「4番・DH」で先発出場した親子ゲームの小野寺暖は、3打数3安打1打点1HR。反撃の3号ソロホームランを放つなど3安打猛打賞の大暴れ。ここ3戦打率.545と打撃絶好調で、1軍でのスタメン起用へアピールした。
初回、2アウト1塁の場面で打席に立った小野寺暖は、一塁ランナーの遠藤成が盗塁を成功させ、2アウト2塁となった状況で、広島カープ先発の玉村昇悟の5球目133kmチェンジアップをショートへの内野安打とし、2アウト1、3塁とチャンスを拡大。しかし、井上広大がレフトフライに倒れ、得点は奪えなかった。
さらに、4回先頭打者で打席に立つと、小野寺暖は再び玉村昇悟の7球目130kmチェンジアップをセンターへ運び、マルチヒットを記録。ノーアウトのランナーとして出塁。
最後は6回1アウト走者なしの場面。小野寺暖は松本竜也の3球目146kmストレートを振り抜き、打球はレフトの頭上を越え、レフトスタンドへ飛び込む反撃の3号ソロホームランとなった。
現在1軍登録中ながら、なかなか出場機会に恵まれない小野寺暖だが、ファームでは3試合連続安打を記録し、ここ3戦打率.545と打撃絶好調を維持している。
3号ソロホームランを放つなど3安打猛打賞の大暴れの活躍を1軍の舞台でも体現し、近本光司、ノイジー、森下翔太と現状固まりつつある外野スタメンの牙城を崩してもらいたい。
公開日:2023.08.13