片山雄哉が2試合連続マルチヒットで打率.328
5月12日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「6番・一塁」で先発出場した片山雄哉は、3打数2安打。2試合連続マルチヒット、3試合連続安打を記録し、打率.328と打撃好調で、1軍昇格へアピールした。
2回、1アウト走者なしで打席に立った片山雄哉は、中日ドラゴンズ先発の仲知礼亜の5球目147kmストレートをライトへ運び、3試合連続安打を記録した。
さらに、5回先頭打者で打席に立つと、片山雄哉は再び仲知礼亜の初球141kmツーシームをライトへ運び、2試合連続マルチヒットを記録。小野寺暖の先制タイムリーヒットを呼び込んだ。
片山雄哉は、2018年育成ドラフト1位で阪神タイガースに入団。強打の即戦力捕手と高い評価を受け、育成契約ながら二軍で積極的に起用され、2019年7月に支配下登録となった。2021年のファーム日本選手権で、2安打の活躍をし優秀選手賞に選ばれ 、2022年に一軍マスクを経験。
2023年はウエスタン・リーグで最多のマスクを被り、打率.288と打撃向上を掲げた年で自己最高の打率を残したが、1軍出場は叶わなず、今シーズンなんとしても1軍の舞台で活躍するべく打撃で結果を残している。
打率.328と打撃好調の片山雄哉には、1軍昇格を果たし、梅野隆太郎、坂本誠志郎の阪神捕手陣のみならず、大山悠輔、佐藤輝明といった内野陣をも脅かす存在になってもらいたい。
公開日:2024.05.13