中川勇斗が今季2度目の3安打猛打賞

6月6日、由宇球場で行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「7番・捕手」で先発出場した中川勇斗は、3打数3安打。スリーベースヒットを放つなど今シーズン2度目の3安打猛打賞を記録し、1軍昇格へアピールした。

3回、先頭打者で打席に立った中川勇斗は、広島カープ先発の森翔平の5球目カットボールをレフトへヒットを放つ。

さらに5回、再び先頭打者で打席に立つと、中川勇斗は森翔平の7球目131kmフォークをバットの先で叩きつけ、ショートへの内野安打で、マルチヒットを記録。

最後は7回、1アウト走者なしの場面で、中川勇斗は広島カープ3番手・大道温貴の2球目ストレートをライトへかっ飛ばし、スリーベースヒットを放ち、17試合ぶりの3安打猛打賞を記録した。

「打率も盗塁阻止率も3割以上。全て3割以上」と2軍戦での目標を掲げている中川勇斗に、和田2軍監督は守備力向上にも期待を寄せている。

三塁打含む今季2度目の3安打猛打賞で1軍昇格へアピールを続ける中川勇斗には、梅野隆太郎、坂本誠志郎の阪神捕手陣にわって入る存在として期待したい。