工藤泰成が甲子園デビュー戦を2三振奪う1回0封
3月5日、阪神甲子園球場で行われたオープン戦の中日ドラゴンズ戦に、阪神タイガース7番手でマウンドに上がった工藤泰成は、1回を19球で1安打無失点2奪三振。甲子園デビュー戦を2三振奪う1回0封で飾り、支配下登録へ猛アピールした。
9回、阪神タイガース7番手でマウンドに上がった工藤泰成は、辻本倫太郎を初球155kmストレートでショートゴロに抑えると、続く鵜飼航丞を12球目138kmスライダーで空振り三振、石伊雄太に2球目153kmストレートを捉えられ、ライトへヒットを許し、2アウトながらランナーを背負う展開に。しかし、工藤泰成は動じることなく樋口正修を4球目153kmストレートで空振り三振に切って取り、1回を無失点で切り抜けた。
工藤泰成は、この試合で投じた19球のうち15球がストレートで、すべて150km超えで平均は154キロを計測。この日最速は、鵜飼航丞に外角低めに投じた7球目で、157kmを記録した。
藤川監督からは、素晴らしいボールを投げていると賛辞を送られ、空いている支配下枠は「4」の中へ開幕までに入る可能性が、非常に高くなってきた。
いつ見ても同じボール、精度で投げるように心掛けられている工藤泰成を藤川監督を評価しており、早期の支配下抜てきもあり得そうだ。
公開日:2025.03.06
