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ヤクルトはいつになったら投壊が止まる?山田哲人は元気を取り戻せるか

ヤクルト2020年成績【セ・リーグ6位】

41勝69敗10分 勝率.373
得点468⑤ 失点589⑥ 本塁打114③
盗塁74③ 打率.242⑥ 防御率4.61⑥

最下位の原因は投手陣の崩壊

忘れている頃に浮上するヤクルトだが、昨季は大方の予想通り6位。それもぶっちぎりの最下位だった。原因はもちろん投手陣の崩壊だ。エース・小川泰弘が10勝8敗を挙げたものの、それ以外は大きく負け越し。新外国人がまったく使いものにならなかったが、そもそも駒が足りない。

思い返せば、いくら逸材とはいえ、高卒1年目の奥川恭伸が先発陣に食い込むと予想されていた時点でヤバかったのだ……。結局、奥川恭伸は怪我もあって体力作りに終始し、顔見世の1登板に終わっている。

リリーフでは守護神・石山泰稚が防御率2.01、清水昇、マクガフ、梅野雄吾がともに防御率3点台後半で何とか形になったが、ビハインド時に目を向けると防御率5点台オーバーがゴロゴロ。後半戦に調子を上げ、ともに防御率2点台に収めた寺島成輝、今野龍太の成長を祈りたい。

先発ローテは揃いつつある!

打線では青木宣親が安定した打撃力を見せ、村上宗隆も全試合に出場して打率・307、28本塁打をマーク。しかし、山田哲人が不調に陥り、94試合で打率・254、12本塁打と物足りない成績でフィニッシュ。雄平、坂口智隆の両ベテランも下降気味でクリーンアップを固定できないまま、シーズンが終了した。

近年は「投手陣がまともなら上位争い」と言われ続けていたが、そういう状況でもなくなってきた。後ろに強打者がいれば、「4番・村上」の破壊力も増すはず。新外国人の2人にすべての期待をオールインしたい。

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