ドッシリと来る重い球が魅力の小野大夏(Honda)
ーードラフト座談会(社会人編)② ──小野大夏(Honda)の話をくわしくお聞かせください。
髙梨 2017年のセンバツで145キロを出し、健大高崎史上最高の投手といわれた噂の右腕です。
yuki すごかったですよね、あのセンバツ。迫力もありました。
蔵 去年の日本選手権はよかったですよ。即戦力というレベルではないと思いますけど、高卒3年目である程度試合を作れるタイプなので、指名はあるかなと。うまくやれば2位指名された立野和明(日本ハム)くらいの評価になるかもしれない。
yuki 私も立野のイメージでした。球に迫力があって、重い球を投げるんです。去年春のスポニチ大会で見たときは143キロくらいでも、十分ドッシリくる球。さらに日本選手権で150キロをマークして、評価も上がっていそうです。
──他の高卒3年目だと池谷蒼大(ヤマハ)あたりでしょうか。
髙梨 静岡高出身。彼は素晴らしい球のキレですよね。投げ方もいい。
yuki 金成麗生(トヨタ自動車)も、もう高卒3年目。メチャクチャ素材型ですよね。どうなることやら。
FGE 気長に待ちましょうか……。スーパーロマン枠ですよね。
yuki 去年の都市対抗は橋戸賞が元DeNAの須田幸太(JFE東日本)だったりとベテラン勢が活躍したのもあるので、今年はもっと若手に奮起してほしいですね。
ーー次回【ドラフト座談会(社会人編)③へつづく】へ続く
【座談会参加者】
蔵建て男、yuki、髙梨雅男、FGE(ファームゲームイーター)
進行:野球太郎編集部 構成:オグマナオト
※新型コロナの影響が出る前に行われた座談会です。
※WEB「ラブすぽ」用に日本文芸社で元記事を再構成しています。
(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
【書誌情報】
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公開日:2020.05.08