かかとドシン運動
つま先立ちをしてから、ドシンとかかとを落とすだけ。いつでもどこでもできる超簡単、骨刺激法。
回数の目安:1セット・10回×1日1〜3セット
①つま先立ちになる:まっすぐ立ち、ぐっとかかとを上げる
②ドシンとかかとを落とす:からだをまっすぐにしたまま、ふくらはぎの力を抜いてドシンとかかとを落とす
ポイント:かかとを落とすときは、かかとを軽く床に打ちつけるイメージで。軽めでも回数を増やせば効果あり。
NG:かかとを落としたとき、腰や膝が曲がらないようにしましょう。
骨が丈夫になる理由
①かかとをドシンと落とすと、体重と重力でからだに衝撃が伝わります。衝撃をキャッチした骨細胞は、骨をつくれというメッセージを出します。
②骨細胞からメッセージを受け取った骨芽細胞は、増殖して骨にはりつき、新しい骨をつくります。この運動は特に大腿骨など足の骨を強くします。
こんな場合は注意:バランスが崩れてよろけてしまいそうだったら、壁や椅子の背などにつかまって行いましょう。膝や股関節が痛い方は、無理をしないようにしてください。 アパートやマンションで2階以上にお住まいの方は、衝撃が下の階に伝わる可能性があるので十分配慮しましょう。
【書誌情報】
『1日1分!!一生歩ける骨づくり』
監修:林泰史
(原宿リハビリテーション病院 名誉教授)
誰もが一生、若々しく元気に過ごしたいと思っています。そのためには、骨の健康を最優先で考えてみるのもよいかもしれません。スカスカの骨では、転倒、骨折、寝たきりを招いたり、いつのまにか骨折で、背中や腰が丸くなってしまうことも。骨を強くするためには、「1分の骨刺激と1杯のホットミルク」を取り入れましょう。すると骨から若返りホルモンが出て、いろいろな病気の予防に役立ち、お肌も若返る。毎日が活動的になり、元気に過ごせばまた骨が刺激されるという嬉しいサイクルが生まれます。この本で骨の大切さを知り、一生折れない、一生歩ける若々しさを手に入れましょう!
公開日:2019.12.20
PREVIEW
審判は服装がしっかりしていればいるほど…