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ダイエット中の人必見!太りにくい体質にするために飲むべき水の量は1日何リットル?【一生太らない生活】

Text:吉原潔

1食の量の目安は“両手の器いっぱい

よく知られているように、成人の体のおよそ60%が水分でできています。血液、リンパ液、細胞、筋肉、体中のあらゆる器官が水分を必要としています。つまり、体内の水分が不足すると体の機能が落ちてしまうということ。太りにくい体質にするためには、代謝を上げて、体の循環をよくして、めぐりをよくしていくことが大切であり、その際に欠かせないのが水分なのです。

1日に体から排出される水分は、汗、呼吸、尿からなどで2・5ℓくらいと言われています。そして、1日の摂取量は食事や体内で作られる水から1・3ℓ程度。単純に計算しても、1・2ℓの水分が不足していることになります。この不足分を水を飲むことで補いたいのです。

週1夜断食で1・5ℓ以上を目安にしているのは、多めに設定するくらいで帳尻が合うからというのがその理由です。たとえば、緑茶、コーヒー、紅茶、お酒類には利尿作用があり、飲むことでより多くの水分が失われます。また食事から入ってくる水分量もまちまちなので、1日1・5ℓ以上を目安にしておけば不足する心配をせずにすみます。

起床後、食事の前、入浴の前後、就寝前などタイミングを決めてコップ1杯の水を飲むようにしてもいいですし、500mlの専用ボトルを用意して午前中、午後〜夕方、夕方〜夜の計3回で飲み切るようにするという方法もおすすめです。いずれにしても、1回に大量の水を飲んでもいらない分は排出されてしまうので、起きている時間にこまめに飲むことがポイントです。

出典:『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』著/関口 賢

【書誌情報】
『10万人以上を痩せさせたダイエット専門鍼灸院が教える 一生太らない生活』
著:関口賢

若い頃は痩せていたのに、年齢を重ねるにつれて太ってきたり、健康診断の数値が悪くなっていく人は多くいます。本来食べることは人間が生きる上で欠かせないことですが、現代人では逆に体に必要以上の栄養を取り込んでしまって、食べることが逆に不健康を招いてしまっているケースが多く見られます。そのままの生活を続けてしまうと、内臓脂肪によるぽっこりおなかだけでなくやがて生活習慣病となり、最終的には寝たきりになってしまったり、取り返しのつかない病へ発展することも。本書では、そんな体型や数値が気になる人に向けて、10万人以上のダイエットに貢献してきたダイエット専門鍼灸院代表の著者による、内臓脂肪を落として、誰でも簡単に痩せて健康になれる『週1ずぼら夜断食』を紹介します。

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