ここでは、1着が黄色の帽子“5枠9番”、2着が青の帽子“4枠8番”、3着が白の帽子“1枠1番”の着順で、説明していきます。
3連単とは?
「1、2、3着を、着順通り、ズバリ当てる」という馬券。
当たりは9→8→1となります。じゃ、「この3頭の組み合わせって、何通りあるの?」というと、1→8→9、1→9→8、8→1→9、8→9→1、9→1→8、9→8→1と、全部で6通りあります。
この中のひとつだけが的中。従いまして、3連単は、3連複の約6倍の払い戻しが期待出来ます。破壊力は抜群です。ここまで読んで、気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、馬券に“単”と付いていたら、“着順にこだわる”と覚えておいて下さい。
単勝は勝ち馬のみ。馬単は1、2着を着順通り。3連単は1~3着を着順通りに当てる馬券。馬券に“単”とついていなければ、順不同です。
予想が出来たら、どの馬券で買うか。複勝は最も当てやすいけど、配当は低い。3連単は払い戻しは大きいけれど、当
てるのはムズカしい。そこで、あなたのセンスが試されると言っても過言ではありません。あまり欲をかかないように(笑)。
【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。
公開日:2020.07.13