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競馬が日本にやってきたのっていつなの!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

いつ競馬が日本にやってきたのか

競馬が日本に渡ってきたのは、江戸時代。神奈川県の横浜に外国人居留地が出来、娯楽としての競馬が始まりました。
1862年(文久2年)のことです。

ただ、日本の馬にも悲しい歴史がありました。それは軍馬の時代です。時の政府が、日本の馬の質の低さを嘆き、淘汰のための競馬を推奨。馬産と共に、競馬もあちらこちらで行われていきました。

そして、太平洋戦争が終わり、平和な世の中がやってきます。「軍馬はもう要らない。でも、競馬を無くすことだけは避けたい」そう考え、立ち上がった国会議員がいたのでしょう。

終戦から僅か3年後の1948年(昭和23年)、戦後復興で、未だ日本中が大変な時に、競馬法という法律が制定されたのです。だから、ボクらが今こうして、週末のレジャーとして競馬を楽しめているのは、そういう先達の努力があったからだというのを、ちょっと頭の片隅に置いておきたいものです。こうして始まった日本の競馬は、国(特殊法人)が運営する中央競馬と、各地方自治体が運営する地方競馬に分かれ、それぞれに発展していきました。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。

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