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心肺機能向上だけじゃない!プール調教で得られる意外な効果とは!?【究極の競馬ガイドブック】

Text:長谷川雄啓

調教のあれこれ

東西トレーニングセンターの坂路コースは、1985 年に、まず栗東トレセンに作られ、そこから飛躍的に関西馬の成績が向上。東高西低と言われていた勢力図を、西高東低にひっくり返すことに成功します。

これを受けて、1992 年、美浦トレセンにも坂路コースが作られ、改修工事と各厩舎のスタッフの創意工夫で、強い馬作 りに励んでいます。

また、調教コースにはプールもあります。利点としては、脚元に負担をかけずに運動が出来ること。心肺機能を高められること。リフレッシュ出来ること、などが挙げられますが、実はもうひとつ…。

馬が泳ぐ際、人が手綱を持って、プールサイドを歩いてあげるのですが、初めはおっかなびっくりの馬にとって、手綱はまさに命綱。一緒に歩いてくれる人だけが頼りになるわけで。人にちょっぴり反抗的だった馬が、人に対して従順になる。そんな意外な効果もあるようです。

【書誌情報】
『究極の競馬ガイドブック 自分で“勝ち馬”を探せるようになる』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師

競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくので、まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導いてあげるのを目的とした本です。