JBCトライアルレースの南部杯
明日10月12日(月)、盛岡競馬場でダート重賞の重要なレース「マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)」が開催される。
このレースはJBC競走のトライアルレースに指定されているため、優勝馬にJBCクラシックまたは、JBCスプリントへの優先出走権が与えられるレースである。そのため、過去の勝馬を見ると名馬がズラリと並んでいる。
今年もフェブラリーステークス勝馬モズアスコットとインティ。かしわ記念を勝ったワイドファラオ。GⅠ級5勝のゴールドドリーム。そして連覇を狙うサンライズノヴァがJRAからは出走を予定している。
地方からも昨年の東京大賞典で3着に入ったモジアナフレイバーなどが出走を予定しており、かなり豪華なメンバーとなっている。
レース前に過去に南部杯を連覇した名馬を数頭、振り返ってみよう。
2004~2005「ユートピア」
早くから素質が開花し、2歳時に全日本2歳優駿を勝ちGⅠ級馬となる。
盛岡競馬場でGⅠ級競走3勝を挙げる活躍をする。
2006~2008「ブルーコンコルド」
本格化したのは5歳と遅咲きだったが、その5歳時に初めてJBCスプリントにて初GⅠ級制覇を挙げる。その後も9歳までコンスタントに走り、南部杯3連覇をはじめ、GⅠ級7勝を挙げる名馬となる。
2012~2013「エスポワールシチー」
初勝利は芝で挙げるも、2勝目をダートで挙げるとそれ以降はダートのみの出走となる。
8歳まで現役を続け、GⅠ級を9勝する活躍。その後は種牡馬となり、GⅠ級馬も輩出している。
2014~2015「ベストウォーリア」
GⅠ級を勝ったのは南部杯のみだが、GⅠ級レースで2着を4回も記録した名馬。現在は種牡馬として頑張っている。
2016~2017「コパノリッキー」
一度も芝レースを走ることなく、7歳まで現役を続け、歴代最多のGI級競走11勝を挙げる活躍をし、現在は種牡馬となっている。
サンライズノヴァは連覇を達成し偉大な先輩達に並ぶことが出来るのか?
発走は、10月12日 盛岡競馬場 11レース 17:30分予定。
公開日:2020.10.12