デアリングタクトが無敗の牝馬クラシック三冠達成なら史上初
10月18日が歴史的な日になるか⁉ デアリングタクトが挑戦する、牝馬では未だ達成していない牝馬クラシック無敗3冠!!
これまでに牝馬3冠を達成した馬は計5頭、牡馬では7頭。そのうち、牡馬、牝馬合わせても、無敗で3冠に輝いたのは、シンボリルドルフとディープインパクトの2頭のみ。
無敗で3冠を征することが、いかに難しいかが分かる。
デアリングタクトは、この難関を突破することが出来るのか⁉
それとも、牝馬無敗3冠の夢を砕く馬が登場するのか⁉発走が待ち遠しいが。
その前に牝馬3冠を達成した馬を紹介しよう!!
1986年「メジロラモーヌ」
牝馬初の三冠馬。引退後は繁殖牝馬となるも、産駒からは活躍馬を輩出することは出来なかったが、牝系の子孫から、ダートGⅠ級川崎記念や香港ヴァーズを制する馬が誕生している。
2003年「スティルインラブ」
牝馬3冠レースが、秋華賞の設立でエリザベス女王杯から変更になって8回目。秋華賞を制しての初の牝馬3冠馬。
2010年「アパパネ」
オークスで、サンテミリオンとGⅠでは史上初となる1着同着を記録。GⅠ5勝を挙げた名牝。繁殖牝馬としてジナンボーなど現役馬が多数いる。
2012年「ジェンティルドンナ」
現在JRA所属の牝馬として獲得賞金が17憶を超え、トップに君臨する賞金女王。しかもグレード制以降では、JRA主要4場(東京・中山・阪神・京都)でGⅠを勝ったことのある唯一の牝馬。
2018年「アーモンドアイ」
現役最強牝馬の称号を得ている。現在GⅠ6勝を挙げ、秋のGⅠ戦で過去6頭のみ、牝馬ではジェンティルドンナとウォッカしか達成していないGⅠ7勝を達成するか注目されている女傑。
デアリングタクトはこの偉大な名牝の仲間入りが出来るのか⁉
発走は、10月18日 京都競馬場11レース 15時40分
公開日:2020.10.18