来年も見られるとは限らない、短期免許で来日している外国人ジョッキー達!
ジャパンカップ週に、L.デットーリが短期免許を取得。8年ぶりに日本で騎乗を果たし、ファンを喜ばせました。
しかしその短期免許の仕組みを詳しく解説できる人は少ないのでは?
そこで、簡単にJRAでの短期免許の仕組みを解説していきます。
まず、JRAでの短期免許とは!?
これは海外で所属している騎手みずからが、JRAが主催する競馬に騎乗するために取得する、短期間(2~3ヶ月間)の免許のことを言います。
では免許の取得条件は?
・所属の国でリーディング上位に入る(対象は過去2シーズン)
・JRAが指定した外国競走54レースのうち、2勝以上する(対象は過去2年)
・JRAのG1を2勝以上する(対象は過去2年)
上記のうち一つでもクリアすれば、短期免許が交付される対象となります。
とはいえ所属の国でのリーディング上位はかなり難しい部分です。ドイツとニュージーランドは1位のみ。その他の国は3位まで、または5位までと狭き門です。
その他の条件もかなり難しく、やはりトップジョッキーしか取得することができません。
また、騎乗違反を繰り返すと取得できなくなってしまいます。同時期に受け入れ可能な人数も最大5人までです。
それゆえに日本に短期免許を取得して来日しているジョッキーは、世界のトップジョッキーでしかいないのです。
短期免許で来日しているジョッキーを来年も見られるとは限りません。機会がある時は、生で世界のトップジョッキーの技術を見に行ってみてはどうでしょうか!?
公開日:2019.12.07
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