ウオッカもブエナビスタも・・・
芝GⅠ最多7勝をかけ、現役最強牝馬のアーモンドアイが、ヴィクトリアマイルに出走する。それを阻むべく、ライバル馬も錚々たるメンバーが集結している。
昨年覇者のノームコア。
重賞3連勝中のサウンドキアラ。
2019年オークス馬ラヴズオンリーユー。
昨年2着、2月の東京新聞杯を勝ってきたプリモシーン。
2018年阪神ジュベナイルF勝馬ダノンファンタジー。
さらに、1番人気になるであろうアーモンドアイにとって喜べないデータがある。
ヴィクトリアマイルでは、1番人気が目下6連敗中なのだ。
しかも昨年までに14回開催されているが、1番人気が勝ったのは、2009年ウォッカ、2010年ブエナビスタ、2013年のヴィルシーナの3頭のみ。
(ただし、3着以内までに広げてみると、7頭と半数のレースでは、馬券に絡んでいる。)
ヴィクトリアマイルで1番人気になりながらも、惜しくも2着となった名牝を紹介しよう。
2008年ウォッカ→1着はエイジアンウインズ
64年ぶりに、牝馬で日本ダービーを制覇。GⅠを6勝した名牝。好敵手ダイワスカーレットとの戦いは、記憶にある人が多いのでは!?
2011年ブエナビスタ→1着はアパパネ
GⅠを6勝。総獲得賞金14億7886万9700円は、ジェンティルドンナに次いで歴代牝馬2位。
2016年ミッキークイーン→1着はストレイトガール
GⅠは、オークスと秋華賞の2勝のみ。靱帯炎でたびたび休養に入ったため、体調が万全ならと思われた名牝。
2018年リスグラシュー→1着はジュールポレール
3歳時にはGⅠでは2着が最高だったが、ハーツクライ産駒らしく4歳秋にエリザベス杯を勝ってから覚醒。5歳時には、国内、海外GⅠを3連勝して引退した名牝。
アーモンドアイは、7勝目をヴィクトリアマイルで、手にすることが出来るのか!?
発走は、5月17日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。
公開日:2020.05.16