柔軟性トレーニング⑥
体幹トレーニング(腹横筋/腹斜筋)
【ナゼやるの?】ピッチングでは腹圧を使うことで、より強い球威を生むことができる。股関節で支点を作り、お腹が力点、指先が作用点として投球動作を行えば、腕への負担も軽減される。
両膝を立て、腕を斜め前に伸ばしたところからバ ーを前方に下げていく。腕だけでは強い力を生めないが、少し頭を浮かせて背中を丸めながらお腹の力でバーを引っ張っていくと、腕だけで行うより大きな力を生み出すことができる。
投球時に腕を抜くように投げる人は、このメニューでもそうした動きになる(写真左)。腹圧を使う意識を持とう。
膝を立てて寝た状態から両足を上げる。足だけで行うより、頭を浮かせて背中を丸めて腹圧を使うと力が大きくなる。
【POINT】投球動作でも腹圧を使い、リリース時にタイミングが合えばボールに強い力が伝わる。
出典:『革新的投球パフォーマンス』高島誠
『革新的投球パフォーマンス』
著者:高島誠
「高校生なら誰でも140km/hを投げられるようになる」という命題に明確な回答をする超実践本!近年成長著しい広島県私立武田高校で強化メニューを担当するトレーナーの高島誠の下には、山岡泰輔投手や高橋礼投手というプロの投手たちもシーズンオフにトレーニングにやって来ます。高島はどんな指導をして成長に導いているのか。その考え方や練習&トレーニング方法を写真とQRコードで詳しく解説!
公開日:2021.12.09