ゆるむから締まる、締まるからゆるむ
「ゆるむ」という言葉の響きから「太る」というイメージにつながりやすいかと思いますが、そうではありません。(もちろん、ゆるんだままではゆがみにつながり、体型の崩れにつながりますが)それはゆるむこと自体に問題があるのではなく、開閉リズムが狂ってしまっていることに問題があるのです。「ゆるむ・締まる」がスムーズに行われるようになると、女性は幸福感が増すとも言われています。皆さんはいかがでしょう。あなたの日々のくらしは、幸福感で満たされているでしょうか?というのも、昨今多くの女性は「ゆるむ」か「締まる」のどちらかに偏りがちなのです。
例えば、働く女性。常に忙しく、何かに追われるようにして分刻みのスケジュールをこなすストレスフルな毎日を過ごしていると、心も体も骨盤も常に緊張状態にあり、ゆるみを忘れて締まる一方。締まり型を特徴とする男性のように、骨盤が「カチッ!」としてしまう「男性化」が止まらなくなっていて、表情まできつくなってきます。逆に、まるで締まることを忘れしまったかのように、常にゆるめる方向に力が働き、すべてがボヤーッとして全体のバランスを崩している女性も存在します。どちらがいい、という話ではありません。どちらもNGなのです。
【書誌情報】
『立ち方を変えたら、体がたちまちキレイになった』
著:YUKO
Instagramでナチュエロボディが人気!万年ダイエッターだった著者が、ヨガを学んで辿り着いた、最高にシンプルで最強のボディメイク。それは、パンパンの太もも、くびれのないウエスト、垂れたお尻、四角いお尻、猫背、メリハリのないラインなど、あらゆる悩みを解決する「立ち方」でした。本書では、実際に著者自身の体を変えた「ターダ・アーサナ」と呼ばれる立ち方を中心に、げっそりやせるためではなく、キレイで色気のあるボディラインの作り方や、女性にとって大切なインナーコントロール、骨盤開閉リズムについて解説。一生「心地のいい体」でいるためのコツをお伝えします。
公開日:2020.04.21