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茹でると栄養素が失われる!ほうれん草の栄養価のロスを防ぐ効果的な方法とは!?【食材と栄養素の話】

Text:牧野直子

栄養素が溶け出す葉物野菜はレンジでチン

ほうれん草はアクがあるので、通常は茹でたり、水にさらして食べますが、どちらの場合もビタミンCなどの栄養素を逃してしまいます。ほうれん草はそのまま、ラップをしてレンジでチンして、食べやすい大きさに切って調味すれば、栄養価のロスを防げます。

茹でる場合は、下処理の段階で、たっぷりの湯に少しずつ沈め、短時間さっと茹でたら水にとって水気を絞るのが◎。水にさらすのも極力短時間にとどめましょう。あとはレンチンの場合と同様に、切ったり調味しておいしく召し上がってください。

中には生で食べられない野菜も

野菜は生で食べるイメージがあるかもしれませんが、実は野菜の中にも生では食べられないものがいくつかあるのです。例えば、ジャガイモや芋類はでんぷんが含まれており、加熱調理しないと消化吸収されにくいという特徴があります。食べやすくなるだけでなく、消化吸収されやすくなるという意味では、白米も同様です。長芋、山芋は例外で生食できます。

そのほかにも、マッシュルーム以外のキノコは生食不可です。特にえのきやしいたけは、生で食べると中毒症状や皮膚炎を引き起こす危険性があります。加熱することで毒性は消えるので、注意しましょう。

「食材と栄養素の話」はこんな方にオススメ!

・どの食材が一番栄養があるのか
・食習慣を見直したい
・どのように栄養素を摂れば吸収率が高いのか
・食品表示の読み方を知りたい!

そう感じている方にはぜひ本書『食材と栄養素の話』を手に取っていただけたらと思います。

出典:『食材と栄養素の話』監/牧野 直子

【書誌情報】
『食材と栄養素の話』
牧野直子 監修

栄養をムダなく摂れる最強の調理法から冷凍保存法まで!食材と栄養素の知識がこれ一冊ですべてわかる!コロナ禍でカラダと健康について、改めて注目が集まっています。食事によってカラダの中から健康になることで免疫力を高め、病気に打ち勝つカラダになるために、まずは栄養素の知識が大切になります。本書では、毎日の食事に必要な“食材と栄養”の知識について、図解、写真で管理栄養士がわかりやすく解説します。糖質、たんぱく質、脂質の三大栄養素の話はもちろん、ビタミン、ミネラル、食物繊維の働きまで、意外と知らない役立つ知識が満載です。「免疫力を高める栄養素」「食材の“栄養が消える”残念な調理法」「栄養が失われない最強の冷凍保存法」などなど食材と栄養にまつわる情報を幅広く掲載。少し栄養の知識があるだけで毎日の食事が栄養価満点になり、自分や家族の健康状態も劇的に変わります!いつまでも健康でいたい人にはぜひ読んで頂きたい一冊です。

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