エラーのEで「E.E.佐藤」と新聞に書かれた2008年の北京オリンピック
2008年の北京オリンピック。
準決勝で2つのエラー、3位決定戦でもエラーをして戦犯扱いを受けたG.G.佐藤さん。
当時のことを鮮明に覚えている野球ファンはいまだに多いはずだ。
星野仙一監督は「日本を代表する最強の布陣」「金メダルしかいらない」と宣言していた。
しかし、結果は4位だった。
G.G.佐藤さんは準決勝、3位決定戦でのエラーが大きく試合結果に影響したことで、オリンピックから帰国してからも「A級戦犯」とマスコミに叩かれた。
ここで、G.G.佐藤さんは故・野村克也さんとのエピソードを教えてくれた。
2020年2月に亡くなった野村克也さんだが、その亡くなる1週間前にG.G.佐藤さんは会って話す機会があったという。
そこで、救われるような言葉をもらったと話してくれた。
はたして何と言ってもらったのだろうか?
「エラーをしたけど、お前は名を残したのだから勝ちだ。名を残したもの勝ちだから。」
公開日:2021.03.28