選手はよく分かっていない“スポンサー”という存在
入来祐作さんが横浜ベイスターズの用具係時代に、チームからメチャクチャ怒られたエピソードを1つ教えてもらった。
選手のヘルメットにスポンサーのシールが貼られているのを御存知だろうか?
あれを貼るのも用具係の仕事の一つ。
シールはスポンサー会社が多額の金額を払っているので、必ず付けなくてはいけないモノ。
しかし、選手はあまりそういう事情は分かっていない。
ある日、「調子が悪い」という理由でシールを剝がした選手がいたとのこと。
もちろん、入来祐作さんはそれを知る由もない。
そんな中、スポンサー会社の社長が球場に試合を見に来た。
その選手が打席に立った時にヘルメットにシールが貼っていない…。
チーム内で大問題となり、用具係の入来祐作さんはチームにメチャクチャ怒られたとのこと。
反省としては「シールの大切さを事前に選手に伝えておくべきだった」と当時を振り返った。
公開日:2021.03.29