片岡安祐美の高校時代、男子野球部に所属して試合に出られなかった
2021年は女子高校野球界にとって歴史的な年になった。
女子高校生が甲子園で試合をしたのだ。
加藤優さんは女子プロ野球選手だったにもかかわらず、甲子園の土を踏んだことはない。
それぐらい甲子園は女子野球選手にとって入ることが出来なかった特別な場所だった。
羨ましさを持つと同時に、具体的にどういう良いことが女子野球界に訪れそうか?
まさに女子野球界のど真ん中にずっといた加藤優さんが話してくれた。
片岡安祐美などもそうだったが、高校時代は男子の高校野球部の中に入って野球をするしかない状況が多かった。
高校生にもなると生物学的な身体能力差が出てきて、どうしたって女子は男子に敵わない。
試合に出られないことを承知で野球をやるしかなかった。
しかし、こうやって高校女子野球が発展することで、女子野球部のある高校が増えてくる。
試合に出られるチャンスが大幅に増える。
そうすることで女子野球のレベルもアップする。
このことが甲子園で女子高校生が試合をしたことの最も大きな意味があるのではないかと加藤優さんは語ってくれた。
公開日:2022.01.19