変化球に頼って勝っているわけではない!?
石川雅規
青山大学から2001年にヤクルトに入団。
現役最多173勝している20年目の大左腕だ。
身長は167cmと非常に小柄。ハッキリ言ってストレースの球速は遅い。
それでも長年に渡り勝ち星を上げられる秘密はどこにあるのか?
同じサウスポーとして、村中恭兵から見た石川雅規の凄いところを教えてもらった!
とにかくスゴいのはその“向上心”。
大ベテランになっても常に新しい練習方法を模索しているという。
長く現役生活を続けていると相手にも研究されるので、常に自分のスタイルをアップデートしてその研究の上を行こうとする姿勢がスゴい。
投球技術として素晴らしいのは一緒にキャッチボールをすると分かる。
ボールが手元で大きく見えるように伸びるので捕りにくいのだという。
それはしっかりと腕を振っている証拠で、石川雅規というと変化球のイメージが強いかもしれないが、「まっすぐの大切さを誰よりも分かっているピッチャー」だと村中恭兵投手は語ってくれた。
公開日:2021.05.15