※3月28日の収録です
2021年まではリリーフのポジションにいた鈴木博志と岡田俊哉の先発起用について、ラブすぽは3月の時点で中村武志さんに話を伺っていた。
中村武志さんは大賛成という。
その理由は技術的なことではなく「二人とも性格が優しい」からだという。
優しい性格の持ち主は「1イニングを瞬間発火的に燃えて0点で抑えてくる」という場面では、内面から燃えるものが出てくる前に失点してしまうケースが多い。
それよりも長いイニングを余裕を持って1点や2点取られても5~6回投げるという状況のほうが性格的に合うのではないかというのが中村武志さんの分析だ。
これは昨年まで中日ドラゴンズの中にいたからこそ分かること。
さて、2022年の成績を振り返ってみよう。
鈴木博志は2試合に先発した。
1回目となった5/28のオリックス戦では5回を無失点というピッチング。
味方の援護がなく勝ちはつかなかったが上々のピッチングだった。
2回目の6/8ロッテ戦では6点を取られて敗戦投手となった。
岡田俊哉は2試合に先発して、どちらの試合も3失点で負け投手となった。
とはいえ、2人の先発適正はまだ見限れないし、チームとしても見限っていない。
その証拠にファームでは先発投手として多くの試合に起用されているからだ。
2023年シーズン、この2人がバンテリンドームのマウンドで先発投手として躍動する姿に期待したい。
公開日:2022.10.17