2005年に日本一になったロッテ先発陣は鉄壁だったのだが…
入団して丸2年、1軍での登板ゼロだった成瀬善久さん。
しかし、3年目となる2006年5月に1軍初登板・初先発・初勝利をあげると、そこから先発ローテーション入りして計13試合に先発登板した。
先発ローテーション入りすることになったキッカケはどういったものだったのか質問してみた。
まず前提となるのは、2005年の後半に2軍で先発して少し成績を出したということ。
また、先発ローテーションが清水直行、小林宏之、小野晋吾、渡辺俊介など右ピッチャーばかりだったので、もしかしたら当時のバレンタイン監督が「左ピッチャーが欲しい」と言ったかもしれないという。
それで、2006年の春のキャンプから1軍に呼ばれた。
よく若手選手は先輩にアドバイスを求めるものだが、当時の主力投手の先輩に言われたことで覚えていることは「自分の身体の特徴は自分しか知らないから、誰かがやっていることを真似するのではなく自分で掴め」ということだと成瀬善久さんは教えてくれた。
公開日:2021.04.27