盗塁数30個以下でも盗塁王が取れていいものか!?
プロ野球界は全体的に盗塁数が減ってきている。
2021年の盗塁王はセ・リーグで阪神・中野拓夢が30個に届いたが、パ・リーグは24個で4人が盗塁王となった状況。
以前は盗塁王を獲るには40個、年によっては50個以上必要という年もあった。
10年前くらいから減少傾向に入ったが、例えばそれ以前の2010年盗塁王は
セ・リーグ:広島・梵英心で43個
パ・リーグ:ソフトバンク・本多雄一&西武・片岡易之で59個
2009年を見てみても、
セ・リーグ:ヤクルト・福地寿樹で42個
パ・リーグ:西武・片岡易之で51個
この状態を谷繁元信さんはどう見ているか?
昔に比べてキャッチャーの肩が格段に良くなったとも思えない。
これは推測の域を出ないが、盗塁技術向上に費やす時間や労力が減っているのではないか?
ホームランが野球の花形なのは否定しないが、盗塁も見どころの一つ。
プロ野球界全体的に盗塁技術が落ちてきている現状を感じている谷繁元信さんだ。
公開日:2022.07.14