両方を経験したから分かる大きなチームカラーの差!
まずは優勝に対する姿勢について。
日本ハムはシーズンが始まって勝ち進んでいくうちに優勝を意識し始めるというスタンス。
ソフトバンクは開幕前から「優勝しかない」という姿勢。2位なんて考えていない。
試合後の雰囲気も全く違う。
日本ハムは負けた後もすぐにロッカーで「明日は頑張ろう」と切り替える雰囲気。
ソフトバンクは「どうして負けたのか? どうして打たれたのか?」ということを突き詰める時間を設けるので、すぐに切り替えるということはできない。
たしかにソフトバンクは厳しかったが、プロ野球選手としてプレッシャーの中でやるということは決して辛いばかりではなく、やりがいも付いてくる。
鶴岡慎也さんがFA権を行使してソフトバンクに行く直前は日本ハムは最下位だった。
チームの雰囲気が良くてもプロ野球選手として負け慣れしてしまうことは絶対に良くないこと。
なので、ソフトバンクでの負けが許されない緊張感のある野球の経験はたまらなかったと話してくれた。
公開日:2022.08.18