プロの世界で通用するには、ケガの可能性が高くてもスライダーを出し惜しみできなかった
ヒジや肩を合計9回も手術した内竜也さん。
スライダーが怪我をしやすいとメジャーリーグでは言われ始めているが、それについてどう思うか?
これについては、メジャーリーグのボールは滑るから、ヒジに負担が大きい球種なためだろうと話してくれた。
スライダーと言えば、他のピッチャーと腕のひねりが逆でスライダーを投げていたという内竜也さん。
とても不思議な感じがするが、その投げ方をしっかりと説明してくれた。
これは、なかなか言葉では伝わりにくいので、ぜひ動画で見て欲しい。
通称「バイーンスライダー」だ!!
現役時代、ケガを恐れてスライダーをなるべく投げないようにしていたか?
ケガをしないこしたことはないが、それで抑えられないんだったら「ケガを承知で変化球を投げた」という内竜也さんのプロ魂を話してくれた。
「自分はケガを恐れた投球で通用するピッチャーではなかった」という。
もちろん痛み止め薬を飲んでいたが、いつからか効かなくなる。
薬のせいで胃も荒れる。ただでさえプレッシャーで荒れるのに。
最後は「痛いから投げない」ではなく「痛くても投げれるなら出し惜しみせずに投げる。今日が最後の投げられる日になるかもしれない」という覚悟だったという。まさに凄いのひと言だ。
公開日:2021.09.17