バックアタックは普通の前衛で打つアタックに比べると難しいイメージだが、迫田さおりさんはそうではなかったという。
それよりも前衛のレフトで打つアタックの方が難しかったとのこと。
しかし、これはバレーボール選手の中でも珍しいタイプ。
「バックアタックをブラさずにずっと打てるのは迫田さおりさんの魅力」だと江畑幸子さんは言う。
江畑幸子さんも他の人に比べればバックアタックを苦手としていなかったという自負はあるが、それでも前衛で打ったほうがミスする確率は低かったという自己分析だ。
バックアタックはセッターとの息を合わせないと上手くいかない。
ロンドンオリンピック時のセッターといえば竹下佳江だが、息がぴったり合っていたということ。
迫田さおりさんは「竹下佳江に合わせてもらっていた」と謙遜するが、相性が良かったことは事実だろう。
公開日:2021.12.28