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卓球日本代表丹羽孝希を支える敏腕マネージャーのやりがいとは!?

培ったスキルを、次の道に。ステップアップを重ねた20代

ー上野さんが社会人になったのが、2009年のことですね。

TBS系の制作会社に入って、ADとして働いていました。すぐに「世界陸上」がありましたね。その他には、プロ野球を担当させてもらったり、旅番組とか、韓国ドラマも。編集まで任せてもらっていました。本当に忙しくて、あっという間の3年半でしたよ。でも、いろんな分野を担当することで、よりスポーツへの気持ちが強くなっていって…。

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ーそれで転職を?

はい。西武ライオンズのSNSやYoutube、球場のビジョンに流れる映像編集の募集が出たんです。「ライオンズ」に「編集」、自分にはコレしかないじゃないか!とピンと来て、応募しました。

ー小さい頃からの憧れのライオンズで働けるなんて最高じゃないですか。

自分でカメラ回して、コメントとって、編集して、アップして、1人でほとんどやらせてもらっていたので、すごく楽しかったです。思い出に残ったのが、西口文也さんの引退セレモニーの時。選手たちからコメントをもらっていたのですが、当時楽天に移籍されていた松井稼頭央さんからももらえると聞いて、私、休みの日なのに飛んでいきました。「小さい頃から見てきた人と仕事ができている…何これ?夢なの?」みたいな感じでした。すごく優しくて、私の中では雲の上の存在の人なので、神様に会えたような気分でした。

ー憧れの人に会えるというのは、間違いなくやりがいの一つでもあるような気がします。

もちろんあると思います。でも、スポーツって華やかに見えますけど、色んな裏方さんが関わっているんだというのを実際に働いてみて感じました。選手よりもはるかに裏方さんの方がたくさんいる。その人たちがチームのために、選手のために、スポーツ界の為に貢献したい。そういった思いで支えられている業界です。

ーそのあと、独立リーグの職員になっていますよね。

ご縁があって、「福島ホープス(現福島レッドホープス)」の球団職員になりました。NPBと違うのは、業務が細分化されていないこと。メインは広報業務でしたが、営業やグッズ・ファンクラブ・グラウンド業務も全部やりました。選手と一緒にグラウンドで試合を見て、家族のように楽しみも苦しみも共有する。体力的には本当にきつかったですけど、精神的には自分には合っていましたし、やりたかった「広報」にも携われたことは財産になりました。

【インタビュー】 株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング 上野香

◆経歴◆
1989年、埼玉県新座市出身。東京スクールオブビジネス(マスコミ広報学科スポーツ誌編集専攻)卒。小学生の時に見ていた西武ライオンズの試合がきっかけで、スポーツ業界を志す。テレビ局の制作会社、西武ライオンズの映像編集、BCリーグ「福島ホープス(現福島レッドホープス)」球団職員など複数回の転職を経て、2019年2月「株式会社スヴェンソンスポーツマーケティング」に入社。2020年東京オリンピックの卓球日本代表入りを確実とした丹羽孝希選手や、東京パラリンピックでの金メダルを目指す岩渕幸洋選手のマネージャーとして活躍中。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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