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フリースタイルフットボール日本一の木村泰が考える運営側目線の演出とは?

楽しいからやる?やるから楽しい?仕事のモチベーションって、さまざま。

ー株式会社ブーストに入って1年半。どんな仕事をしているのですか。

「スポーツイベントの企画から運営まで、全て担当しています。例えば社内運動会をやりたいです、という企業さんから問い合わせがあるとする。そしたら僕が受けて、場所や方法を打ち合わせします。その後は企画。こんな競技がありますよ、と提案してあげて、選んでもらったものなどを含め計画書を作成します。スタッフ用のマニュアルとMC用の台本も、イベントに必要なものをまず作りますね。と同時に、大玉とか音響などのモノの手配と、スタッフなどの人の手配。全部一括でやって、当日現場でも仕切るというのが1つのイベントの流れです」

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ー今の仕事を始めてみて、大変だったことってありますか。

「それまでイベントに出演する側だったのに、どんなふうにイベントが出来上がってるかというのを全然理解できていなかったんですよ、どんな人が関わってるとか。だから作る側の会社に入っても、”何やるんですか?”って(笑)。”そこから教えてください、すみません”という状況から入りました。普通の会社だったらそんな奴めんどくさいと思われるかもしれないですけど、今の上司だから救われました。1から10までその現場についていって、こなしてあとからつなげて、”ああそういうことか”という感じで覚えていきましたね」

ーなるほど。作る側を経験したら、また出演する際にも活きてきそうですよね。

「全然違います!運営側の目線で見られるようになりますね。例えば、運営側が演者に求めている情報の適正な量は、演者はあんまりわかっていないんですよ。演者に対して”イベントで紹介するための経歴ください”っていっても、ものすごい量の文章を送ってくる人がいるんです。でも僕が今運営側に経歴を返信するなら、要点だけまとめて、Webサイトの告知用とか、MCの台本用とかに分けて送りますね」

ー両方の視点が持てると、仕事の幅も広がりそうです。今の仕事は、どんな時に楽しいと感じますか?

「はっきり言って、サッカーの時に比べたら、楽しさは全然ないです」

ーえ!?

「入口が逆なんです。サッカーは”楽しそうだからやってみる”。今の仕事は”やってみたら結果的に楽しかった”を目指しています。仕事ってこういうものなんだなって思ってやっていることが、モチベーションですかね。例えば最初、上司について右も左もわからない状況で担当したイベントがあって、同じようなイベントの依頼がまた来ると、経験しているのでちょっと余裕ができる。余裕ができると自分の色を入れられたりするじゃないですか。それが今は楽しいかな。もっとやっていくと多分自分のカラーが出て、より”自分の仕事”になっていくと思うので、もっともっと楽しくなっていくんだろうなとワクワクしています」

【インタビュー】 株式会社ブースト 木村泰

◆経歴◆
1986年、東京都出身。東海大学付属高輪台高等学校、東海大学建築学科卒。小中高でサッカー部キャプテン。大学からフリースタイルフットボールをはじめる。「日本フリースタイルフットボール選手権」優勝1回 準優勝1回。「RedBull Street Style Japan」 準優勝1回。「WahWahWah!!!ショーケースコンテスト」ファイナリスト。他、イベント、ショー、WebCM、PV出演多数。現在は「株式会社ブースト」の正社員としてイベントの企画運営にも携わっている。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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