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ゴールドウイン70年の歴史で初。メーカーから代理店への出向の仕事とは?

ゴールドウイン販売本部、山本雅弘氏インタビュー④

ーー山本さんは、現在どんなことを担当されているのですか。

山本:今、2つ名刺を持っているんです。1つはゴールドウインの販売本部。弊社は直営店や百貨店、スポーツチェーン店などの色んな業態と取引をしているのですが、それを全体的にサポートするのが仕事です。
2つめは、スポーツ代理店の「ゼット株式会社」さんへの出向です。週に1日はゴールドウインにいて、残りの4日はゼットさんにいるというスケジュールです。

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ーーメーカーから代理店への出向があるのですね。

山本:過去にそういう事例はなかったので、ゴールドウインの70年の歴史の中で私が初めてです。1年だけ行ってこいと言われて、もう4年が経ちます(笑)
具体的には小売店のサポートが主な仕事です。例えば少子化で地域のスポーツ店の運営が厳しくなった時に、どうしたら続けていけるのか、もしくは廃業・休業という選択肢を取るのか。そういったところで、情報をインプットしたりしています。

ーー過去にもたくさんの部署を担当されてきたと思います。

山本:入社後最初に担当したのが、ゴールドウインの商品をダイレクトに小売店に売ろうと発足したチームでした。でもそうなると代理店を通さないことになるから、調整は大変でしたね。
メーカーとしては、代理店に払うマージンを売り場作りに投資することが出来るというメリットがあります。

ーー今でこそD2C(メーカーが直接消費者に売る形態)なども出てきていますが、当時は新しかったのですね。

山本:その後、ブランドの担当などを経て今に至ります。海外とのやりとりでは「英語、分からへんし…」と思ったこともあります。
今の部署の前身である「販売統括部」では、各営業所の流通を調整していました。地域によって方言(流通の便宜)が全然違うので、そのやり方を統一する役割ですね。本当に色んな仕事を経験しました。

【インタビュー】株式会社ゴールドウイン 山本雅弘
◆経歴◆
大阪府出身。近畿大学アメリカンフットボール部を経て、新卒で(株)パシフィックスポーツ(ダイエーグループ)に入社。33歳で株式会社ゴールドウインに転職。現在は販売本部に所属する傍ら、ゼット株式会社に出向し小売店のサポートやアドバイスを担当している。1955年10月18日生まれ。郷ひろみと同じ生年月日。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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