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フリースタイルフットボール日本一の木村泰が語るスポーツ業界で仕事を続けられる理由とは?

「千里の道も一歩から」。目の前の積み重ねこそが、人生を豊かにする道

ーお話を聞いていると、フリースタイルフットボールと今のお仕事は入口は違います。でも、”目の前のことの積み重ね”という意味では、共通するものがあると感じました。

「そうですね。フリースタイルフットボールでは目の前の技を練習すればできるようになるのは想像つくんですけど、将来どうしていくかっていうのは想像してなくて、”結果的に”優勝したり出演したりできていました。今の仕事もそうで、飛び込んできたけど、まあ頑張ってれば楽しい時が来るなって思っていて。それって細かいところの積み重ねですよね。小さいことでも楽しいことがいっぱいあるから、成長を感じています」

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ーとはいえ、私も木村さんと同い年ですが、多くの人にとって30を超えて環境を変えるのは勇気のいることなのでないか、と思います。

「急に踏み出したわけじゃなくて、”グラデーション”なんですよ。たまたま将来を見つめていた時期に、今の上司に会ったというだけで。それがもっと後だった可能性もあるし、その期間も決めているわけではなかった。だからこれから自分で変わろうとしている人に伝えたいのは、”急に変わったわけではない”ということですかね。時間はかかったけどアクションはちょこっと。僕なんか上司に会ったきっかけは、Facebookでメッセージを送っただけですもん」

ー小さなアクションでも、まずはやってみるのがいいですね!でも、どうやってそのアクションを見つけたらいいのでしょうか…。

「例えば、アルバイトなどでスポーツイベントの現場に行ってみるのもいいと思います。運営側も、”この人いいな、また来てほしいな”というスタッフがいたりすると、現場で連絡先を聞いて”今度こういうイベントがあるので来てくれませんか”って誘ったりするのが普通にあるんですよ。だから、そういったところから入口を広げていくのもアリだと思います!」

ーこれからスポーツ業界に入りたいと思っているみなさんにメッセージをお願いします。

「僕がこの仕事を続けていられる理由の一つが、”ハッピーな現場”にいられるということです。イベントというのはお客様が楽しみに来ている場だし、笑顔が多い空間なので、ネガティブな要素は一切ない。ポジティブな現場にいられるのは幸運な仕事だなと思っています。それを、もっと多くの人に知ってもらいたいですね」

【インタビュー】 株式会社ブースト 木村泰

◆経歴◆
1986年、東京都出身。東海大学付属高輪台高等学校、東海大学建築学科卒。小中高でサッカー部キャプテン。大学からフリースタイルフットボールをはじめる。「日本フリースタイルフットボール選手権」優勝1回 準優勝1回。「RedBull Street Style Japan」 準優勝1回。「WahWahWah!!!ショーケースコンテスト」ファイナリスト。他、イベント、ショー、WebCM、PV出演多数。現在は「株式会社ブースト」の正社員としてイベントの企画運営にも携わっている。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜

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