SPORTS WORK
- スポーツ業界で働く -

プロスポーツチーム就職希望者に必要なビジネス的思考【スポーツ業界で働く人たち】

埼玉西武ライオンズ広報部
服部友一さんインタビュー

ーープロスポーツチームでの仕事に興味を持っている読者の方もいらっしゃると思いますが、この業界に入るために必要なことってありますか。

服部:大前提としては、スポーツに興味を持っている人です。さらに競技そのものだけでなく、スポーツビジネスに興味のある人ですね。スポーツチームって昔とは結構組織が変わってきていると感じていて、当社もスポーツ業界じゃないところから転職してくる人も多いんですよ。だから、挑戦したい気持ちがある人はすごく向いているはず。なかなか特殊な業界でもあって、今までの経験が生かせるところもあれば今までの常識が通用しないところもあるので、それを「面白い」と思える人は向いているんじゃないかと思いますね。

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ーービジネス的思考があったほうがいいということですね。

服部:そうですね。基本的にファンのみなさまが観戦に来て下さるおかげで球団経営が成り立っているんですが、野球運営のためにかかる費用なども多いです。球団の収益構造やビジネスをきっちり理解してくれる人が求められますね。野球が好きなのはもちろん大事ですけど、好きなだけではギャップを感じるかもしれません。ちなみに私はテニスをやっていたので、野球経験は本当にないですからね(笑)。

ーー広報って、一言で言うとどんな仕事だと思いますか。

服部:よく言われるのは「空気づくり」ですね。かっこよく言うと「世論を作る」じゃないですけど、野球に興味がない人や球場観戦から遠のいてしまっている人に対して、野球が気になってしまうような、野球を見に行きたくなるような空気づくりを仕掛けたいですね。個人的には広報PRはマーケティングの手段のひとつだと考えていますが、メディアに出すという特性上、ターゲットを極端には絞り込まずに広く情報を出していくので、メディアを通して「ライオンズの試合観に行ったら楽しそう!」という空気をあらゆる人たちに生み出していくのが私たちの使命だと思っています。

ーー情報を受け取った人のベクトルを、野球に向けさせていくということですね。

服部:そういうことです。そのためには情報感度はすごく高くないといけないと思っていて、今人々が何を感じているのか?何を求めているのか?ということを敏感にキャッチして社内に戻すことが大事になってきますね。世の中の流行もそうですし、一見野球に関係のなさそうな分野にも集客のヒントがあるかもしれないので、自分の中にインプットするようにしています。

【インタビュー】服部友一(はっとり・ゆういち)
1988年、千葉県生まれ。法政大学卒業後、鹿児島読売テレビにアナウンサーとして入社。その後事業会社やPR会社での広報を経て、2019年10月1日に西武ライオンズに広報として入社。特技はテニス、料理。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子

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