建築

池袋や渋谷は水害に悩まされやすかった!?地名をヒントに災害に備えよう【建築の話】

旧地名や字名は先人からのメッセージ 古くから残る地名には、その土地の地形や災害状況などが含まれていることがあります。たとえば「ツク」という言葉には「築く」という意味があり、築き固めてつくった埋立地を表しています。佃、築地 […]

日本の住宅の寿命は短い!?法隆寺が長持ちしているのはなぜか?【建築の話】

木造でも修繕しながら住めば建築寿命はのびる 日本の住宅の平均寿命は約25年とされています。アメリカが約45年、イギリスは約75年ですから圧倒的に短いといえるでしょう。「木造だから当然だ」と考える方もいるかもしれませんが、 […]

板には木表と木裏があり、その性質は真逆!どのように使い分けられているのか【建築の話】

板の表と裏はどこが違うのか? 木材を平らに切断したものが板です。木材の表面に現れる模様を木目といい、木が育った環境によってすべて違います。木目は、その木がどう育ってきたのかを示す、身分証明書だといえるでしょう。板には表と […]

瓦の使用が禁止されていた時代は牡蠣殻を使っていた!?瓦に込められた人々の願いとは【建築の話】

瓦の歴史とメッセージ 屋根の材料にはいくつかの種類があります。かつては建物の用途や格によって、つかいわけや制限がありました。神社の屋根には自然素材が多くつかわれています。茅で葺く茅葺き、檜の樹皮で葺く檜皮葺き、木材の薄板 […]

雨が多い日本で生み出された家屋の防水の工夫とは?【建築の話】

防水はピッタリ塞ぎ、雨仕舞は空洞を設けて風で乾かす 日本は雨の多い国です。建物は雨水を侵入させないことが重要でした。しかし、日本で初めて屋上に防水材がつかわれたのは1905年と、比較的最近のことです。それまでの長い間、大 […]

家やマンションを購入する前に知っておきたい「耐震」「免震」「制震」の違いとは【建築の話】

激しい揺れを耐えるか、免れるか、制するか 地震が起きたとき、建物はどうあるべきでしょうか。基本的には壊れることなく、生活に支障が出ないことが求められるでしょう。しかし、震災レベルの大規模な揺れに対しては、建物自体の損傷よ […]

日本の木造建築にある伝統工法/在来工法/2×4工法の違いとは?【建築の話】

伝統工法、在来工法、2×4工法の違いは 伝統建築工法は、古民家に見られる昔ながらの木組み工法です。柱と梁などの継ぎ合わせに釘は極力つかわず、凸(ほぞ)と凹(ほぞ穴)のように刻んだ木を組み合わせて固定します。そのため接合部 […]

京都の桂離宮にも取り入れられる建築を強固にする「ラーメン構造」とは?【建築の話】

自由な間取りとピロティは木造建築の発想 鉄筋コンクリートは、鉄筋(引っ張る力に強い)にコンクリート(圧縮する力に強い)を流し込み、型枠に入れて固めるものです。見かけは石の塊のようですが、その実用化で重要だったのは石造では […]

世界の住宅は伝統的に石/土/木の三つの素材で作るが、日本では圧倒的に多い木造の家が多い理由とは?【建築の話】

木材は育った環境と同じようにつかうのが原則 世界の住宅は、伝統的に石、土、木の三つの素材でつくられてきました。日本で圧倒的に多いのは木造の家です。日本列島で樹木が豊富に採れたのがその一因ですが、土や石が乏しかったわけでは […]

家庭内のエネルギー消費を最適にコントロールする「スマートハウス」のメリットとは!?【建築の話】

住まいや暮らしから地球環境に貢献する時代 昨今、暮らしまわりのカタカナ用語が増えてきました。テレビやネットなどで当たり前のようにつかわれていますが、みなさんはその意味をご存知ですか? きちんと理解していない用語、さっぱり […]

自然エネルギーで持続可能性を高めるパッシブシステムとアクティブシステムの違いとは?【建築の話】

自然エネルギーには二つの考え方がある 21世紀の日本で、自然エネルギーという言葉を知らない人はほとんどいないでしょう。具体例を聞けば、風力、波力、地熱、太陽光、バイオマスと答えが返ってくるはずです。そのメリットも「持続可 […]

暑い夏を乗り越えるために日本人が見出した家屋の知恵とは?【建築の話】

中庭で風はつくられる 風は「つくられるもの」なのをご存知ですか?寒い冬の夜、温かい室内にいたら、襖の隙間から冷たい空気が流れ込んできたという経験はないでしょうか。この風は外から吹き込んだものではありません。空気には、暖気 […]
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