犯罪心理学

少年による強盗や殺人等の犯罪件数は減っているのに、少年犯罪は昔より凶悪化している様に感じるのはなぜ?【図解 犯罪心理学】
少年による殺人件数は増えていない 近年、テレビのニュースやワイドショーでは、少年犯罪の凶悪化、低年齢化を嘆く内容が多く報道されています。 大きなきっかけとなったのは、1997年に起こった神戸連続児童殺傷事件です。この事件 […]

ゲームやアニメの影響で暴力的になる?考えられる2つの効果「観察学習説」と「カタルシス説」とは!?【図解 犯罪心理学】
考えられるふたつの効果 サスペンスものやアクションものなど、暴力的なシーンが多く含まれる映画やアニメは人気があります。そのような映像は、見る人の心理にどのような影響を及ぼすのでしょうか。 それには、ふたつの説が考えられて […]

「非行少年」というレッテルが非行を悪化させる?罪を犯し続けるようになってしまう「ラベリング理論」とは?【図解 犯罪心理学】
非行につながるラベリング理論 人は誰かに対し、レッテルを貼って見てしまいがちです。そして、そのレッテルによって見られた人の内面も変わっていくのです。このような事象に関し、おもに非行少年についてベッカーが提唱したのが「ラベ […]

不良グループに 入ってしまうのはなぜ?不良になる人とならない人の違いとは?【図解 犯罪心理学】
不良になる人とならない人 友人の影響で非行に走る人の事例は、サザランドによって提案された「分化的接触理論」である程度は説明できます。 私たちの行動のベースとなる価値観は、身近な他者からの学習によって作られます。そのため、 […]

「家庭環境に問題がある= 非行に走りやすい」はウソ!?非行の原因として直接関係するものとは?【図解 犯罪心理学】
家庭より友人関係の影響が大きい 少年の非行が取り上げられると、その家庭環境に目が向けられることが多くあります。たとえば、両親から暴力を受けて育つと、子どもは問題解決の手段として、相手を攻撃するのが一般的だと考えてしまうよ […]

犯罪心理学は 現場でどのように役立っている?!犯罪心理学のおもな使われ方とは?【図解 犯罪心理学】
防犯、捜査、裁判、更生に使われる 犯罪心理学という学問は、私たちの生活の中でどのように役立っているのでしょうか。 第1には防犯です。防犯のためには、都市や家を犯罪に強い設計にするという環境設計、あるいは自分の身を守りやす […]

映画やドラマでは、よく聞くけど…具体的には「犯罪心理学」ってなに?【図解 犯罪心理学】
犯罪心理学が扱う対象 「犯罪心理学」と聞くと、凶悪な事件が発生した際に「なぜあのような残忍な犯行を実行するに至ったのか」といった犯人の心理を研究したり、あるいは「プロファイリング」によって犯人の性格や居住地を推定したりす […]

社会のしくみが犯罪を生んでいる?【図解 犯罪心理学】
犯罪を社会的要因から見るアノミー理論 これまで、生物学的なアプローチや心理学的アプローチから犯罪の原因を見てきましたが、人を取り巻く社会に犯罪の原因があるのではないかという研究もあります。その代表的なものが、デュルケー […]

サイコパス傾向の特徴は無責任/浅はかな感情/共感性の欠如/罪悪感の欠如/不正直で不誠実。その犯罪の特徴は⁉【図解 犯罪心理学】
サイコパス傾向と犯罪 近年よく聞かれる言葉に、「サイコパス」があります。サイコパス傾向も、犯罪を犯しやすいとされる性格特性のひとつです。 サイコパス傾向は、極度の自己中心性と衝動性を持った人格障害の一種です。ただし、 […]

犯罪を犯しやすい性格というものがある!?【眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学】
犯罪につながる性格特性 犯罪を心理学的に考えていくと、そこには、犯罪を犯しやすい性格特性というものが見えてきます。ここでは、その中のいくつかを解説していきましょう。 まず挙げられるのは「敵意帰属バイアス」です。これは […]

殺人犯の脳は他の人とは違う?【眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学】
殺人と関連する前頭前皮質 近年、脳機能と犯罪の関係についての研究が注目されています。これは、脳の作りや障害によって、暴力的になるなどの影響が見られないかを調べたものです。 レインは、41人の殺人犯と同数の非犯罪者 […]

犯罪行為とテストステロンの関係【眠れなくなるほど面白い 図解 犯罪心理学】
テストステロンと攻撃性 犯罪を犯す人の生物学的な特徴としては、ホルモンや神経伝達物質、染色体など、さまざまな対応物との関連についての調査も行われています。その中で、犯罪との関連が大きいと考えられるのが男性ホルモンで […]