22試合連続無失点の大江竜聖
8月13日に、東京ドームで行われた中日ドラゴンズ戦に、読売ジャイアンツ先発・山口俊に代わり、2番手でマウンドに上がった大江竜聖は、0.1回を4球で無安打無失点と素晴らしいピッチングを披露し、巨人のリーグ後半戦初勝利に大きく貢献した。
7回に巨人先発・山口俊がビシエドに逆転2ランホームランを放たれ、さらに木下拓哉、加藤翔平にヒットを浴び、2アウト1、2塁のピンチの場面で、山口俊に代わり、2番手でマウンドに上がった大江竜聖は、代打・福留孝介に対し、4球続けてストレート勝負と強気のピッチングでショートゴロに打ち取り、中日ドラゴンズに追加点を与えなかった。
山口俊が逆転された後、2アウト1、2塁のピンチの場面で登板するも無失点で切り抜けた大江竜聖は、22試合連続無失点を記録し、満足の表情を見せた。
大江竜聖は、6月23日に富山市民球場アルペンスタジアムで行われたDeNAベイスターズ戦で、先発の山口俊に代わり、2番手でマウンドに上がり、2アウト満塁のピンチの場面でソトに対し、4球目136キロのストレートで空振り三振に切って取り、山口俊が作った満塁のピンチを見事な火消しで無失点に抑え、山口俊に勝利をもたらし、7月7日の中日ドラゴンズ戦でも先発の山口俊に代わり、2番手でマウンドに上がり、0.1回を6球無安打無失点で、山口俊に2勝目をもたらしており、この試合は山口俊が逆転を許した為、勝利投手の権利を掴むことができなかったが、山口俊からの大江竜聖への必勝リレーは完成しつつある。
22試合連続無失点ピッチングが始まった5月21日の中日ドラゴンズ戦の時点で、大江竜聖の防御率は「4.66」だったが、今では防御率1.80と1点台にまで到達し、防御率0点台も手が届く所まで来ている。
大江竜聖には、引き続き無失点記録を継続してもらい、防御率0点台へ突入してもらいたい。
公開日:2021.08.14