一時は首位浮上も大型連敗…!丸佳浩の穴を埋めきれず!
【2019シーズン成績】
70勝70敗3分
勝率 .500
得 点 591 ④
失 点 601 ④
本塁打 140 ④
盗 塁 81 ③
打 率 .254 ③
防御率 3.46 ②
4連覇を狙った広島だが、結果はまさかのリーグ4位でCS進出も逃した。FAで巨人に移籍した丸佳浩の穴はあまりに大きかった。
開幕から西川龍馬、野間峻祥、長野久義に3番を託したが、なかなか機能せず。しかし、試行錯誤の結果、5月にバティスタを3番に据えると11連勝を決め、単独首位まで巻き返した。だが、6月に入るとバティスタがやや湿り、今度は9連敗…。それでも7月にはバティスタが息を吹き返して9連勝…、と浮き沈みを続けていたが、肝心のバティスタが8月にドーピングで 出場停止になり、追撃の勢いを欠いた。
さらに痛かったのは田中広輔の大スランプ。97試合で打率.193でリードオフマンの役割を果たせず、結果的に3番のみならず、1番も欠くことになった。2番・菊池涼介は今季も守備はすさまじかったが、打撃は打率.261、出塁率.313で最低限といったところ。期待の野間峻祥も1番や3番を任されたが、夏場に急失速し、ブレイクしきれなかった。
それでも勝率5割で持ちこたえたのは先発陣がある程度整っていたから。大瀬良大地が11勝9敗、ジョンソンが11勝8敗、九里亜蓮が8勝8敗、床田寛樹が7勝6敗、野村祐輔が6勝5敗と負け越しなしで投げきった。
リリーフ陣は中﨑翔太が不調で守護神の座から陥落したが、フランスアや新加入のレグナルト、菊池保則を軸に踏ん張った。30歳の中村恭平もキャリアハイの43登板で防御率2.64。ただ、全体的には防御率1点台の絶対的なリリーフエース不在でやや不安定にも見えた。
【TEAM LEADER】
打率 鈴木誠也 .335
本塁打 鈴木誠也 28本
打点 鈴木誠也 87打点
盗塁 鈴木誠也 25盗塁
登板 フランスア 67試合
勝利 大瀬良大地 11勝
奪三振 大瀬良大地 136奪三振
セーブ フランスア 12S
H P フランスア 26HP
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公開日:2019.12.03