巨人打線の起爆剤として期待の陽岱鋼
8月28日にバンテリンドームで行われた中日ドラゴンズ戦の試合前練習に、今シーズン初めて出場選手登録された陽岱鋼が合流し、6回に守備交代でライトのポジションにつき、早速1軍の試合に出場するも、打席に立つ機会はなかった。
陽岱鋼は今シーズン、オープン戦では6試合に出場したが、リーグがスタートしてからは1軍出場の機会訪れず、2軍で45試合に出場し、打率.240、18打点、5HRとチャンスの場面で勝負強いバッティングを続けていた。
そんな陽岱鋼に、沈黙気味の巨人打線を活性化するため、白羽の矢が立った。
巨人はリーグ後半戦が開幕してから13試合で、12試合連続1ケタ安打、1試合平均得点3.0点、月間打率.219でリーグワーストと貧打に苦しんでおり、27日の中日ドラゴンズ戦でも岡本和真のホームランのみの3安打1得点に終わっている。
原監督は、新加入の中田翔のバッティングがなかなか上向いてこない中、勝負強いバッティングを2軍で続けていたプロ16年目のベテラン陽岱鋼に巨人打線の起爆剤としての活躍を期待している。
今シーズンようやく掴んだ1軍昇格のチャンスで、陽岱鋼が2軍で続けていた勝負強いバッティングを披露することができるのか注目だ。
公開日:2021.08.29