今季チーム100号で試合の流れ変えた梅野隆太郎
9月4日に阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツ戦に、「8番・捕手」で先発出場した梅野隆太郎は、3打数1安打2打点1HRと、一時逆転の2ランホームランを放ち、阪神タイガースの勝利に大きく貢献した。
1点を追いかける5回1アウト1塁の場面で、読売ジャイアンツ先発の高橋優貴の3球目144キロのストレートをすくい上げ、フルスイングで飛ばした一打は、レフトスタンドへ飛び込み、一時逆転の2ランホームランとなった。
一時逆転の2ランホームランを放ち、試合の流れを一気に変え、大山悠輔の巨人戦33年ぶりの逆転サヨナラホームランを呼び込んだ梅野隆太郎は、打った瞬間に入ったなと思ったと、会心の「U2ポーズ」で喜びを爆発させた。
リーグ後半戦初の一発を放った梅野隆太郎は、7月1日のヤクルトスワローズ戦以来31試合ぶり、チームの今シーズン100本塁打目となる3号2ランホームランで、チームは今シーズン、巨人・高橋優貴に対し、甲子園で得点を奪えていなかったが、24イニング目で初めてスコアボードに得点を刻んだ。
梅野隆太郎の3号2ランホームランで今シーズンチーム100本塁打に到達した阪神タイガースは、最近10年で100本塁打以上の年は2017年の113本塁打(100号到達は127試合目)、2020年の110本塁打(100号到達は104試合目)で、今シーズンは103試合目での到達となり、2017年、2020年より早い到達となった。
梅野隆太郎が甲子園で得点を奪えていなかった高橋優貴から24イニング目で今シーズン初の得点を奪い、大山悠輔の巨人戦33年ぶりの逆転サヨナラホームランで巨人から2連勝を奪い、首位を奪還した阪神タイガース。
この勢いそのままに本日5日の試合も勝利し、巨人から3タテを奪い、一気に突き放したい。
梅野隆太郎が先発予定の秋山拓巳をどのようにリードし、打撃で援護できるか注目だ。
公開日:2021.09.05